身近にひそむカビの病気、皮膚科平田雅子先生と小児科池部敏市先生

 

Q:皮膚科のカビの病気にはどんなものがありますか?A:カビの皮膚病では、水虫や皮膚カンジダ症が一般的です

平田先生

どちらもツメや手足に多く発症します

【水虫】

白癬菌というカビが原因。水虫はバスマットから感染することが多いため、

バスマットはこまめに洗ってしっかり乾かすようにしましょう。

【カンジダ】

皮膚に常在するカビですが、季節を問わず抵抗力が落ちたときに発症します。

 

 

水虫になりやすいところ。手・爪・足・頭。【予防法】●バスマットやスリッパはこまめに洗って良く乾かす。●足指や手指の間も丁寧に洗って良く拭く。●靴下は綿や麻の通気性の良い素材を選ぶ。【水虫になってしまったら】家に上がるときは靴下をはいてお邪魔しましょう。家庭内感染に注意!ママや子どもにもうつります! カンジダになりやすいところ。口角・指の間・爪・手・乳児のお尻!【予防法】●日頃から皮膚を清潔に保つ。汗をこまめに拭く。寝る前にきちんとお風呂に入る。ちょっとした習慣の見直しが感染予防につながります。女性の膣カンジダがよく知られていますが、皮膚にも発症します。

Q:カビは喘息の原因になるって本当ですか?A:本当です。カビは気管支ぜんそくのアレルゲンに!

小児科医、池部先生 また、喘息発作の引き金となるため注意が必要です。喘息の他にもカビが原因の病気として、まれに免疫力が低下しているときにかかる「肺真菌症」という、肺の中にカビが繁殖して肺炎のような症状がおこる病気があります。気温と湿気が高くなる梅雨から夏の時期は、お部屋の清潔さを心がけるようにしましょう。

 

カビ粒子が肺に入る図

カビを吸い込むと、気道が炎症をおこして空気の通り道が狭くなります。すると、ヒューヒューと息苦しくなる喘息発作が起こるのです!

喘息発作のしくみ vol.32_kabi10 vol.32_kabi11

 

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