年々濃くなる顔のシミや、気になるあざ、ホクロはありませんか?じつは、これらは病院で治療することができるのです! 今回は、川崎幸病院開催のセミナー・かわさき健康塾にて講演された「顔のシミ、あざ、ほくろの治療」についてをレポートいたします!!

 

 教えていただいたのは!

dr_sato佐藤兼重先生

川崎幸病院 形成外科部長/第二川崎幸クリニック 形成外科・美容外科センター長
日本形成外科学会専門医、日本美容外科学会専門医、日本頭蓋顎顔面外科学会専門医、日本創傷外科学会専門医、日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医

 

しみ、あざ、ホクロの種類はさまざま!

シミやあざ、ホクロは医学的には「色素斑」と呼ばれており、この色素斑にはさまざまな種類があるそうです。

        ■生まれつき(先天性)の色素斑=いわゆる「あざ」

黒あざ、青あざ、赤あざ、獣皮様母斑

 ■生まれてからできる(後天性)色素斑=いわゆる「シミ」「ホクロ」

ホクロ、そばかす、太田母斑、日光色素斑、肝斑 など

 

シミの種類
▲シミの種類だけでも、こんなにたくさんあります! 

 

後天性のものについては、日常生活でうっかり知らないうちに、原因を作っていることも多いそう! 合わない化粧品を使っていたり、化粧をとる時にゴシゴシ肌をこすって顔を洗っていたり、日焼け止めを塗らずに外出してしまったり…こんな何気ないうっかりが、シミやクスミの原因になってしまうとは、怖いですね〜!!先生の口から語られると、日頃から気をつけなくては、と余計に気が引き締まります!

shimi_mama

 

大切なのは、的確な診断と適切な治療

色素斑は種類によって治療方法が異なり、間違った治療では逆に色素が濃くなってしまう場合もあるため、的確な診断がとても重要!

 では、先生方はどんなことをポイントに、診断をしているのでしょうか?じつは、以下の点をチェックして診療にあたっているのです。

・視診(色合い、平坦か凸か)
・問診(いつからあるか?なにかキッカケがあったか?)
・既往症
・肌の質
・スキンケアはどんなことをしているか?
・悪性腫瘍の鑑別

 この中でも、悪性腫瘍の鑑別は重要です。切除するにしても、早期発見であれば傷が小さく済むため、気になる色素斑は早めに病院で診てもらうことをオススメします!

 

つづいては、治療法についてのお話。
治療法は、外科的手術と非外科的手術とに分けることができます。

■  外科的手術・・・切除縫合、くりぬき術、皮弁移植
■  非外科的手術・・・電気焼却、液体窒素、レーザー照射、内服薬、美白クリームなど

主体となる手術のほかに、現在では、レーザー照射や美白クリームといった方法も行われます。レーザーは昔と比べて技術も進歩し、痛みも少なくなりました。美白クリームは、これだけですべてシミが消えるわけではなく、他の治療と組み合わせて使います。

 

シミの代表「肝斑」について

いろいろある色素斑のうち、相談の多い肝斑について教えていただきました!

■原因

年齢による女性ホルモンのバランス変化、化粧による機械的刺激、紫外線、体調、肌の手入れ

■治療法

内服薬(トラネキサム酸、ビタミンC)、美白クリーム(ハイドロキノン、ビタミンC誘導体)

※  レーザーによっては肝斑が悪化することがあるため注意が必要。肝斑では、特殊なレーザートーニングが効くこともあります。

 

シミ予防のポイント

知っておきたいシミの予防法については、①紫外線から肌を守ること(サンスクリーン剤の使用)、②美白クリーム、③保湿、④化粧のときにこすらないことが大切とのこと。今日から実践したいところです!

 

佐藤先生のまとめ

  • ・顔のシミ、あざ、ホクロは、それぞれきちんとした診断が大切で、適切な治療が必要です。
  • ・  シミにはいくつもの種類がありますが、一部には最新のレーザー(Qスイッチルビーレーザー)照射が有効です。
  • ・  あざの種類に応じた、特殊な治療が必要です。
  • ・  ホクロや黒いあざには、手術加療が必要です。

 

シミ、あざ、ホクロの治療を受けたい方へ

今回、講師を務められた佐藤先生がセンター長をされている、第二川崎幸クリニックの美容外科センターでは、手術のほか最新のQスイッチルビーレーザーを使用したシミ治療も行っています。Qスイッチルビーレーザーは、蒙古斑や太田母斑にも効果的です。気になるシミ、あざ、ホクロがある方は、ぜひご相談してみてはいかがでしょうか?

 

川崎幸病院では、参加費無料・申込不要の健康セミナー「かわさき健康塾」を毎月開催しています。詳細スケジュールはコチラから!

ゲンキのモト All Rights Reserved.