近年急増する性感染症!! 梅毒ってどんな病気?

梅毒というと、昔の病気というイメージ?いいえ、決してそんなことはありません! 近年急増し、若い女性にも徐々に感染が広まっている病気です。今回は、知っているようで知らない性感染症「梅毒」について、性感染症治療に詳しい皮膚科の木下先生にお聞きしました。

【目次】

お聞きしたのは!

マリア皮フ科クリニック 院長 木下 綾子(きのした あやこ)先生

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http://genki-moto-doctor.jp/2017/06/01/mariahif/

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mg170701Q 梅毒とはどんな病気ですか?

A 近年感染者が急増している性感染症です。

梅毒は、梅毒トリポネーマという病原菌の感染によっておこります。感染経路は、接触感染(触ってうつるもの)と、子宮内感染に大別されます。まれに産道感染や授乳による母子感染があります。症状はいろいろな症状が出現しますが、明らかな症状を示さないで進行することもあります。症状が出現するとき、初期には梅毒トリポネーマの侵入部位にブツブツができたり、皮膚に潰瘍ができます。その後リンパ節が腫れることもあります。時間がたち梅毒トリポネーマが全身にまわると、手のひら、足の裏を含めた全身に赤い発疹ができたり、外陰部や肛門の周りに扁平な皮疹ができることもあります。場合によっては舌や口の中の粘膜に湿疹が出ることもあります。多くの場合はこの時期に発見されることが多いのですが、症状が進行すると、大きな腫瘤ができたり、心筋炎や大動脈瘤という心臓や体の大きな血管に影響があることもあります。統計によると、以前は同性愛者の方を中心とした男性の感染者や、性的活動性の高い性産業従事歴のある方に多い傾向がありましたが、最近では妊娠可能な若い女性の感染も増えており、全体的な感染者数の増加が問題となっています。

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mg170702Q 心配なときは、何科に相談すればよい?
A 皮膚科、泌尿器科、産婦人科を受診してください。

男性の場合は皮膚科、泌尿器科等へご相談ください。女性の場合は、産婦人科、皮膚科にご相談ください。(受診する前に医療機関に電話して聞いてみるといいと思います)

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mg170703Q 妊婦さんがかかった場合はどうなるの?
A 赤ちゃんに影響が及ぶことも。まずはきちんと妊婦健診を受けて!

妊娠初期に感染した場合は、死産または流産となります。また胎盤が完成する妊娠4か月以降に感染した場合は、先天梅毒となり、特徴的な症状が出現します。妊婦健診等を受診し、きちんと感染の有無を病院でチェックしてもらいましょう

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mg04_01Q 梅毒にかからないために、気をつけることは?

A 不特定多数との性的関係は控えましょう。

感染者との性行為、疑似性行為(オーラルセックスでも感染します)を避けることですが、自分が感染していても、気が付いてないことが多いので、これは難しいかもしれません。不特定多数との性行為は自粛するようにしてください。また、コンドームの使用は基本的に予防効果があるといわれていますが、完全に予防できるとも限りません。

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